就職活動をされている方々にとって、自分が希望する企業に就職できるのか、どこからも内定がもらえないのではないかなど不安は絶えませんよね。 エントリーシートや面接でどのようにアピールしたらよいのか、自分に戦える武器はあるのか、と悩んでいる方も多いのではないかと思います。 中でも資格を取っていたほうが就職に有利という話を耳にすることも多く、どのような資格を取ればいいのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は就活に資格は必要なのか、また資格がなくても採用されやすい業界はあるのかを解説していきたいと思います!目次資格がなくても就職に不利にならない?資格を重視する企業がどれくらいあるか就職するのに資格を持っていると有利だと思いがちですが、実はそうではありません。特に日本の企業では第二新卒の採用時に重視することは、能力や専門知識ではなく将来性です。会社に将来貢献してくれるかどうか?で採用して教育していきます。そのため、第二新卒が資格を持っているかどうかを問われることはほとんどないのです。企業が採用時に重視するポイントは?コミュニケーション能力働く上で他人とコミュニケーションをとるのはどの仕事でも必要不可欠です。上司や先輩、同僚など、会社には気の合う人のほうが少ないですし考え方も様々。性格も価値観も違う人と一緒に仕事して良好な関係を築くためには、相手の気持ちをくみ取り自分の考えを伝えるコミュニケーション能力が必要となります。主体性最近の若者は受け身だとよく言われています。ですが働く上では受け身でいると、「やる気が無い」などと見なされあまり評価されません。自分にできることを自ら考え行動に移せる主体性を持っている人のほうが、将来的にみて活躍できる人材だと評価されやすいです。チャレンジ精神会社の採用面接では、新たな環境でもチャレンジ精神を出して会社を活気づけられる存在か見ているのです。基本的に人は変化を好まないと言われています。ですが、時代に合わせて変化をしていかなければ会社は時代に取り残され衰退していきます。少しでも変革をしていこうというチャレンジ精神を持った人を、会社は採用したいと思うのです。 資格の取得が必要な業界は?資格の取得が必要な業界は、医者や看護師などの医療系、教師や保育士などの教育系、社会福祉士や介護福祉士などの福祉系、美容師や理容師などが最たるものだと言えます。これらの業界は人の命を預かり、人生に大きく関わる業界です。国に認められた国家資格であることが多く、資格を取得するための専門学校も開設されています。これらの職業を目指す学生の頃からその専門学校に通い、資格の取得を目指すことがほとんどです。 資格がなくても採用される!上記の業界以外にも職種によっては資格が必要な場合もありますが、内定承諾後~入社するまでの期間に業務に必要な資格の取得を求める場合も多くあります。 資格を取得していないからと言って採用されないという可能性は低いといえるでしょう。資格がなくてもOKな職種特に資格の取得をしなくてもOKな職種もあります。営業職、事務職、受付スタッフ、介護職、接客業などは需要が高く、資格がなくてもすぐに働けます。ここからはこの5つの職種について、向いている人はどんな人かを紹介します。営業職の仕事内容と向いている人仕事内容営業職は、顧客の要望に合わせて自社の商品を売り込みアピールをして、契約につなげる仕事です。ダイレクトに売上をもたらす営業職は、ほぼすべての会社に存在する職種といえるでしょう。向いている人顧客のニーズに応え、柔軟に対応する必要がある営業職は、コミュニケーション能力が求められます。人と話をするのが好きな人、相手の気持ちになって考え提案できる人が営業職に向いているでしょう。 事務職の仕事内容と向いている人仕事内容事務職は、会社が経営していく上で発生する細々とした庶務を遂行します。書類の作成やデータ管理、経理、社内の環境維持(備品整理など)が代表的で、現場で働く部署のサポートをする縁の下の力持ちといった存在といえます。向いている人周りの変化に少しでも気づき行動できる、気配りができる人が事務に向いているといえます。周りのスタッフが少しでも気持ちよく仕事ができるような細やかな気配りや、態度も穏やかで柔和な人のほうが信頼も得やすく、「この人がいてよかった」と頼りにされることでしょう。受付スタッフの仕事内容と向いている人仕事内容受付スタッフは、会社に来訪された人の案内をするいわば会社の「顔」です。来訪者の案内はもちろんのこと、訪問者の情報管理、電話対応が主な仕事です。一見簡単そうに見えますが、迅速で適切な対応をすることが常に求められます。向いている人受付は会社の第一印象を左右するといっても過言ではありません。訪問者を気持ちよく迎え入れられる元気な人、礼儀正しい人、マナーを守れる人が、受付スタッフに向いているといえます。 介護職の仕事内容と向いている人仕事内容介護職は主に高齢者に向けて、生活に必要な様々なサポートを行います。業務は多岐にわたり、利用者宅へ訪問する訪問介護、施設に入所した利用者への支援を行う施設サービス、日帰りで施設を利用する利用者へレクリエーションを提供するデイサービスなどがあります。向いている人人と直接かかわる介護職は、人と接するのが好きな人が向いているといえるでしょう。また利用者の生活状況を把握し、今よりよりよい環境で過ごしてもらうために考える仕事でもあるので、人に奉仕することが好きな人、人の役に立つことに喜びを感じる人も向いている職種だといえます。 接客業の仕事内容と向いている人仕事内容接客業はお店や施設などでお客をもてなし、商品を提供します。代表的なのは飲食店のホールスタッフ、アパレルショップの販売員、ホテルのスタッフなどです。向いている人お客をもてなし、居心地よく過ごしてもらう接客業。人と話すことが好きな人はもちろんのこと、話しかけやすい雰囲気を持った人や、人の話を聞いて臨機応変に行動できる行動力のある人が接客業に向いているといえます。資格がなくても採用されやすい業界は?葬儀業界葬儀業界は人の死に向き合う特殊な業界で、仕事を経験したことがある人は決して市場に多くいません。しかし、未経験者歓迎の求人が多く「人に寄り添う」という点では、営業職やサービス業、接客業にも通ずるものもあり、これらの経験がある人は採用される可能性は十分にあります。また、年齢を重ね様々な人生経験をしたことも有利に働くことがあるので、資格がなくても未経験からスタートしやすい業界です。介護業界介護業界は少子高齢化の現代において非常に需要の高い業界です。高齢者を支える介護士の人手不足がいわれて久しく、地域を問わずどの施設も積極的に人材を採用しています。また、離職率の高い業界とも言われていますが、一度離職した人への再就職プログラムや、未経験者・無資格者への育成プログラムの制度も進んでおり、受け入れ体制の拡充・労働者の環境の見直しが図られています。IT業界情報技術の発展を支えるIT業界は、これからの情報化社会において市場規模が拡大し続けている業界です。新規参入する企業も多く、各企業の競争も激しいです。そのため必要な人材の数も急速に増えています。近年ではプログラマーを育成する民間のセミナーやスクールも多数あり、そこから就職に直結する事例も増えてきています。おすすめの業界は?葬儀業界資格や経験がなくても採用されやすい業界を紹介してきましたが、おすすめは葬儀業界です。葬儀業界は未経験からでもスタートしやすいほか、社内での教育環境もある程度整っている会社が多いです。また、業務も営業や事務、受付など分業制をとっていることが多いので、自分に合った職種で働くことができます。葬儀業界がおすすめの理由葬儀業界をおすすめする理由は、まず何といってもやりがいです。遺族の想いに真摯に向き合い、悔いなく故人を送り出す仕事は葬儀業界のほかにありません。そのため、人から感謝される機会がたくさんあります。また、採用の倍率が低いこともおすすめする理由のひとつです。大手の葬儀会社の場合、複数人の第二採用を行っていることがあるので、穴場の業界ともいえます。まとめ今回は就活でお悩みの第二新卒の皆さんに向けて、就活における資格取得の必要性や、おすすめの業界をご紹介いたしました。 葬儀業界というとなかなか馴染みがなく、まだ業界研究をしていない!という方もいらっしゃると思いますので、その他の記事もご参照ください! 最後までご覧いただきありがとうございました。お仕事が気になった場合は、アドバイザーに聞いてみよう!お仕事が気になる、話をもっと詳しく聞きたいという方はお気軽に「葬儀のおしごと」にお問い合わせください。業界に精通したアドバイザーがお仕事について詳しくご説明いたします。